KGモーターズと損保ジャパン、1人乗り超小型EV「mibot」の安全運用の実現に向け協業
KGモーターズと損害保険ジャパンは8月20日、開発中の小型モビリティロボット「mibot(ミボット)」による持続可能な移動の実現に向けて、協業に関する覚書を締結したと発表した。
KGモーターズは、mibotの製造販売、MaaS事業の展開を目指すスタートアップ企業。mibotは1人乗りの小型電気自動車(EV)で、持続可能な移動を実現するために同社が開発。研究開発拠点や工場の新設など、生産体制の整備を進めている。
損保ジャパンは、グループ会社のソリューションを活用し、地域の交通課題解決に向けたシェアリングプラットフォームの提供や自動運転の実証実験などを行い、MaaSの社会実装に向けた調査・研究、事業展開に取り組んでいる。
今回、両社が持つデータやノウハウを共有し、MaaS領域での超小型EVの実用性向上と安全運用を実現するため、協業に関する覚書を締結した。
覚書の主な内容は以下の通り。
1.mibot活用による超小型EV向けのリスク把握のためのデータ蓄積と分析
2.mibotを活用した超小型EVでのMaaS事業におけるユーザー安全性と事業運営リスクの検証
3.mibotのMaaS事業の安定性確保を目指したバッテリー保証開発に向けたデータ蓄積と分析
4.その他、関連領域でのデータとノウハウ共有によるシナジー
両社は同覚書の締結を機に連携を一層強化し、持続可能な移動の実現を目指す。