日本フルハーフ「いすゞ エルフ」など3車種77台をリコール…保安基準不適合
日本フルハーフは、いすゞ エルフなど3車種の突入防止装置の有効表面積が満たず、保安基準第18条の2に適合しないとして、2024年7月22日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年5月6日~2024年4月18日に製造された77台と、テールゲートリフター装置として販売したものの一部。
今回リコールの対象となるのは、以下の通り。
・2021年5月6日~2024年4月18日に製造されたいすゞ エルフ、日野 日野デュトロ、トヨタ トヨタダイナの3車種77台
・2022年1月13日~2023年12月15日に出荷され、テールゲートリフター装置として販売した7個
不具合の箇所は、突入防止装置。
3分割式の突入防止装置において、設計時の確認が不十分なため、全幅2,000ミリメートル以上の自動車に装着した場合、突入防止装置の両側後面の有効表面積が420平方センチメートルに満たないため、保安基準第18条の2に適合しない。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。社内からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の突入防止装置の両側を対策品に交換する。使用者にはダイレクトメールまたは直接訪問で通知し、改善実施済車には、荷箱前面左下部にNo.5508のステッカーを貼付する。