三菱ロジスネクスト「ユニキャリア MR4531-3」2台をリコール…キャビンが車体から落下するおそれ
三菱ロジスネクストは、ユニキャリア MR4531-3の運転者室(キャビン)の油圧モータに不具合があり、最悪の場合、スライドストッパが破断し、キャビンが車体から落下するおそれがあるとして、2024年7月25日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年3月22日~2019年9月12日に製造された2台。
不具合の箇所は、運転者室(キャビン)。
フォーク・ローダのキャビンの位置を保持する油圧モータにおいて、油圧回路にエアや不純物等が混入して空転する場合があり、制動時にキャビンがレール上を滑走し、スライドストッパに衝突することがある。最悪の場合、スライドストッパが破断してキャビンが車体から落下する。
改善措置として、全車両の油圧モータ一式とスライドストッパを対策品に交換し、キャビンコントローラーのソフトウェアを変更する。使用者には、直接訪問または電話等により通知する。