KINTO、サブスクのアップグレード費用を最大8万円分サポート。「プリウス」「ヤリス」「ヤリス クロス」Uグレード新規契約で
トヨタ自動車の子会社KINTOは9月1日から、サブスクリプションサービス「KINTO Unlimited」でのUグレードの新規契約者を対象に、アップグレード費用を最大8万円分サポートするキャンペーンを開始した。
KINTOは、自動車保険やメンテナンス、車検費用などが月額に含まれる定額制のサブスクリプションサービスを全国に展開している。サービス開始から5年が経過した7月末時点での申し込み件数は累計12万5,000件となる。
KINTO Unlimitedは、通常のKINTOのサービスに、「アップグレード」「コネクティッド」「UIのデジタル化」というトヨタの先進サービスを追加したもの。ソフトウェアやハードウェアのアップグレードサービス、トヨタのコネクティッド技術を用いて運転のデータを収集・分析し、ユーザーとクルマ双方を見守るサービス、クルマの各種機能を「AR(拡張現実)」技術で案内するサービスなどを提供する。プリウスのUグレードから提供し、2024年1月からは、ヤリス、ヤリス クロスのUグレードも対象車に追加した。
サービスへの契約から返却までの間に通常下がっていくクルマの価値を維持する独自の仕組みを構築することで、価値を維持する分を、サブスクの月額利用料の引き下げにあらかじめ充当。プリウスUグレードの場合は、月額1万8,480円(※)から提供している。
今回のキャンペーンでは、Uグレードを新規契約したユーザーに対し、KINTO Unlimitedで提供中のハードウェアのアップグレードアイテムの購入時に必要な費用を最大8万円分サポート。一括支払い額が8万円以下のアイテムを、実質無料でアップグレードしたUグレードを利用できる。
例えば、スマートフォンアプリでのドアロック・アンロック操作や、キーのシェアを可能にする「デジタルキー」の場合、支払い額の7万7,000円分が実質無料となり、残りの3,000円分は別のアイテム購入に利用できる。
アイテム購入時の一括払いの金額に応じ、注文の翌々月末までに最大で8万円分のJCBギフトカード(現物)を郵送し、1度で8万円に達しない場合、残額分のギフトカードは、別アイテム注文の際に順次郵送する。アイテムの施工は車両を受け取った店舗や同一販売店の他店舗で行い、アイテムごとに対応可能な店舗が異なる。
9月1日~11月30日にプリウス、ヤリス、ヤリス クロスのUグレードに申し込み、12月31日までに契約を完了し、車両登録から6カ月が経過する日または9月30日のいずれか早い日までにアイテムを注文したユーザーが対象。アイテムの支払い方法(一括支払いまたは月額利用料への加算)、アイテムの施工完了期日は問わない。ヤリス クロスUグレードは8月30日時点で受注を停止しており、再開次第、キャンペーン対象に加える。
キャンペーンを通じ、「アップグレード」に対するユーザーのハードルを間接的に引き下げることで、「コネクティッド」「UIのデジタル化」も含め、先進性を追求してきたプリウスUグレードの利用者増加に繋げていく。
※プリウスUグレード(2WD/標準内装仕様)で、最安値パッケージ、追加オプションなし、「初期費用フリープラン」の7年契約、ボーナス月加算16万5,000円を選択した場合。支払い額の合計は386万2,320円。