ドゥカティジャパン「パニガーレV4」など7車種644台をリコール…ブラケットが折損するおそれ
ドゥカティジャパンは、パニガーレV4など7車種のフロントブレーキ液のリザーバータンク固定用ブラケットに不具合があり、走行中の振動などによってブラケット(ステー)が曲がり、最悪の場合、折損するおそれがあるとして、2024年9月6日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2020年9月21日~2024年7月15日に輸入された644台。
今回リコールの対象となるのは、2020年9月21日~2024年7月15日に輸入されたドゥカティ スーパーレッジェーラ V4、パニガーレV4、パニガーレV4 S、パニガーレV4 SP、パニガーレV4 SP2、パニガーレV4 2022WCR、パニガーレV4 Rの7車種644台。
不具合の箇所は、フロントブレーキ液のリザーバータンク固定用ブラケット。フロントブレーキ液のリザーバータンクにおいて、マスターシリンダーに取り付けるアルミニウム製ブラケット(ステー)の強度が不足しているため、走行中の振動などによりステーが曲がり、最悪の場合、折損するおそれがある。
これまでに不具合が4件発生しているが、事故は起きていない。本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のブラケットを対策品に交換する。
使用者にはダイレクトメールで通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。改善対策済車には、フレームヘッド右側に外-3869のステッカーを貼付する。