メルセデス・ベンツ「CLS450 4MATIC」など3車種11台をリコール…アクティブボンネットが作動せず協定規則不適合
メルセデス・ベンツは、CLS450 4MATICなど3車種のSRSコントロールユニットに不具合があり、アクティブボンネットが作動せず、協定規則に適合しないとして、2024年8月22日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年7月26日~12月16日に輸入された11台。
今回リコールの対象となるのは、2021年7月26日~12月16日に輸入されたメルセデス・ベンツ CLS220d、CLS450 4MATIC、メルセデスAMG CLS53 4MATIC+の3車種11台。
不具合の箇所は、乗員補助拘束装置(SRSコントロールユニット)。
SRSコントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、歩行者保護に係るアクティブボンネットが作動しない場合があり、協定規則第127号の要件に適合しない。
これまでに事故、不具合ともに発生していない。ドイツ本社からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のSRSコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。使用者にはダイレクトメールにて通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。