メルセデス・ベンツ、オールブラックで仕上げた特別仕様車「CLA 180 ナイトエディション」。限定200台で販売

CLAは、「Sensual Purity（官能的純粋）」のデザイン基本思想に基づき、2013年にCLSに続く4ドアクーペモデルとしてデビュー。現行モデルは2019年に発表された2代目で、対話型インフォテインメントシステム「メルセデス・ベンツ ユーザー エクスペリエンス（MBUX）や新世代の運転支援システムなど、多くの機能を取り入れた。

CLA 180（BSG搭載モデル）は、1.4L直列4気筒ターボエンジン「M282」と「BSG」、「48V電気システム」などの新技術を採用したパワートレインを搭載。M282エンジンには、三角柱を横に寝かした形状の「デルタ形シリンダーヘッド」を採用して通常より軽量化し、省スペース性能を向上。ノイズ低減にも注力し、吸気ダクトにヘルムホルツ共鳴器を採用し、触媒コンバーターに遮音シールを施している。

スターターとジェネレーターを兼ねるモーター「BSG」と「48V電気システム」は、回生ブレーキ等により発電した電気を約1kWhのリチウムイオン電池に蓄電し、エンジン始動や加速、ギアシフトなどの必要に応じて、クランクシャフトに最大トルク160N・mの動力補助を行い、燃費低減効果を発揮する。電動化されたウォーターポンプは、冷却機能を最適に調整することが可能となり、さらに効率化されている。

ナイトエディション（BSG搭載モデル）は、CLA 180（BSG搭載モデル）をベースに、ボディカラーに特別外装色「ナイトブラック（ソリッド）」を採用。エクステリアはオールブラックでまとめ、フロントバンパーに「AMGライン」、交通状況に応じてハイビームとロービームを切り替え、安全性や快適性を高める「アダプティブハイビームアシスト」、同エディションのみに装着される、随所にブラックアクセントを施した「ナイトパッケージ」、外装色に合わせたブラックペイントの「19インチAMGアルミホイール」を搭載した。

インテリアはブラウンを基調とした特別内装色の「レザーARTICO／MICROCUT（バヒアブラウン／ブラック）」と、落ち着いた質感が特徴の「ブラックオープンポアウッドインテリアトリム」を採用している。

10月11日までオンラインショールームで先行販売し、以降に販売可能車両がある場合は、オンラインショールームに加え全国のメルセデス･ベンツ正規販売店ネットワークを通じ、予約注文を受け付ける。

価格は611万円。