三菱ふそう、新型自動追尾式EVごみ収集車「eCanter SensorCollect」を初公開｜ジャパンモビリティショービズウィーク2024

出展概要

同社はカーボンニュートラル社会の実現に向けたソリューション開発を目指し、先進技術を用いた環境に配慮したソリューションを展示。

電気小型トラック「eCanter（eキャンター）」新型モデルをベースに開発した次世代の自動追尾型EVごみ収集車のコンセプトモデル「eCanter SensorCollect」を初公開するほか、10月にサービスを開始したEV総合サービスプラットフォーム「EVNION（イブニオン）」を紹介する。

出展内容1：自動追尾式EVごみ収集車のコンセプトモデル「eCanter SensorCollect」（実車展示）

同車両は、車両前方及び後方に搭載したカメラセンサーによってドライバーを認識し、ドライバーの後を車両が自動で追尾することで、ごみ収集作業時間の短縮や作業員の肉体的負担を軽減できる。走行時に排出ガスを一切出さず、振動や騒音が少ないゼロエミッションのEVトラックとして市街地での走行に適しており、2021年から環境省と共同で実証実験も実施している。

同社は、2020年に初代コンセプトモデルを開発し、今回新たに改良したモデルを初公開する。改良モデルは、SAEレベル2相当の運転自動化機能に相当する自動追尾システムを搭載。車両の先にある最も近いごみ集積所を自動認識し、自動的に車両を停止する機能も追加するなどして、ごみ集積場に到着後から作業開始までにかかる時間と手間を短縮した。

出展内容2：EV総合サービスプラットフォーム「EVNION PLACE（イブニオンプレイス）」の紹介（パネル展示）

6月に設立した新会社「イブニオン」についてパネルで紹介する。イブニオンは、EV充電器や設置工事事業者を紹介するなどのEV関連サービスをワンストップで提供するオンラインプラットフォーム「EVNION PLACE（イブニオンプレイス）」を10月１日より開始している。

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