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ホンダ「アコード」2,723台をリコール…燃料漏れに至るおそれ

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ホンダ「アコード」2,723台をリコール…燃料漏れに至るおそれ

本田技研工業(ホンダ)と同社のタイ法人HONDA AUTOMOBILEは、アコードの高圧燃料ポンプに不具合があり、燃料漏れに至るおそれがあるとして、2024年10月10日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年12月27日~2024年9月20日に製造された2,723台。

不具合の箇所は、高圧燃料ポンプ。ハイブリッド車において、高圧燃料ポンプ構成部品の加工工程が不適切なため、加工時の金属粉がポンプの構成部品と加工治具の間に噛み込むものがあり、加工部端面に亀裂が発生する。そのまま使用を続けるとポンプ作動時の振動で亀裂が貫通し、燃料漏れに至るおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。関連会社の情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の高圧燃料ポンプ付近のHC濃度を測定し、基準を超えているものは対策品と交換する。改善対策済車には、車台番号打刻の下4桁目上部に黄色ペイントを塗布する。

使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール等情報|ホンダ

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