ホンダ「オデッセイ」約1.2万台をリコール…ブレーキシステム警告灯が点灯せず、協定規則不適合
本田技研工業(ホンダ)と広汽本田汽車は、オデッセイのコンビネーションメーターの警告表示プログラムが不適切なため、ブレーキシステム警告灯が点灯せず、協定規則第13H号に適合しないとして、2024年10月10日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年10月24日~2024年9月2日に製造された1万2,190台。
不具合の箇所は、コンビネーションメーター。
コンビネーションメーターの警告表示プログラムが不適切なため、踏み間違い衝突軽減システムの近距離衝突軽減制動機能・誤発進抑制機能・後方誤発進抑制機能の故障時にブレーキシステム警告灯が点灯せず、協定規則第13H号に適合しない。
これまでに不具合、事故ともに発生していない。取引先からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のコンビネーションメーターの警告表示プログラムを対策プログラムに書き換え、車台番号打刻の下1桁目上部に黄色ペイントを塗布する。
使用者にはダイレクトメール、アプリなどで通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。