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BMW「R18 Pure」など5車種1,737台をリコール…火災に至るおそれ

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BMW「R18 Pure」など5車種1,737台をリコール…火災に至るおそれ

ビー・エム・ダブリュー(BMW)は、R18 Pureなど5車種のリバース制御ユニットの製造指示が不十分なため、最悪の場合、火災に至るおそれがあるとして、2024年10月18日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2020年10月1日~2024年7月8日に製造された1,737台。

今回リコールの対象となるのは、2020年10月1日~2024年7月8日に製造されたBMW R18 Pure、R18 Classic、R18 B、R18 Roctane、R18 Transcontinentalの5車種1,737台。

不具合の箇所は、リバース制御ユニット。製造指示が不十分なため、組立工程時のシーリング不良により、ユニット内に水分が侵入し、内部の電気コンタクトが腐食することがある。そのまま使用を続けると、ユニット内で過熱され、電子回路が熱損傷して機能不良になり、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

これまでに不具合、事故ともに発生していない。ドイツ本社からの報告により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、当面は全車両のユニットの機能を停止し、対策が決定次第、恒久対策を実施する。

使用者にはダイレクトメールで通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。

リコール等情報一覧|ビー・エム・ダブリュー

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