モネ・テクノロジーズ、MaaS向け「ユニバーサルサービス車両」提供開始。クーラーや乗降ステップを搭載

ユニバーサルサービス車両は、トヨタのハイエースをベースに、モネ・テクノロジーズが提供するマルチタスク車両のユーザーからのフィードバックをもとに、車内の機能性向上を目指して開発された。

大容量サブバッテリーが搭載され、エンジン停止状態でもクーラーやヒーターを使用できる。室内格納式の乗降補助3段ステップ（手すり付き）を搭載することで、車高の高い車両に高齢者が乗り降りする際の負担を軽減した。

オプションとして、リモコン操作のみで昇降可能な車いす用電動昇降リフトの追加や、車両へのアンテナの設置、無線LANルーターの設定も可能。医療MaaSや行政MaaSなどのさまざまな移動サービスや新たな価値の提供に貢献する。

同社はMaaS車両のラインアップ拡充を進め、自治体や企業との連携を通して、MaaSによる社会課題の解決と新たなモビリティサービスの創出に取り組んでいく。