スバルの初代「レガシィ」、日本自動車殿堂「歴史遺産車」に選定。ステーションワゴン市場の確立などに貢献
SUBARU(スバル)は11月7日、初代「レガシィ」が日本自動車殿堂の「歴史遺産車」に選定されたと発表した。
レガシィは、「質の高いドライビングが味わえるドライビングカー」を目指し、エンジンと車体をゼロベースで開発したモデル。1989年に発売し、時代のニーズに合わせて改良を加え、歴代モデルの世界累計生産台数は740万台以上となる(※)。2003年に発売した4代目は、「2003-2004日本カー・オブ・ザ・イヤー」を、2021年に発売した最新モデル「レガシィ アウトバック」は、「自動車安全性能2021ファイブスター大賞」を受賞している。
歴史遺産車は、日本の自動車の歴史に優れた足跡を残した車を伝承するため、日本自動車殿堂に登録されたもの。今回の選定では、「日本に本格的なステーションワゴン市場を確立した」「水平対向エンジン、シンメトリカルAWDなどの基幹技術、デザインなど、その後のスバル車に生かされている源流を生み出した」点が評価されたという。
スバルの製品が歴史遺産車に選定されるのは、2004年の「360」、2017年の「1000」に続く3回目となる。
※2024年10月末時点。