ダイハツ「ハイゼットトラック」5,083台をリコール…尾灯と制動灯が常灯・不灯になるおそれ
ダイハツ工業は、ハイゼットトラックのリヤコンビネーションランプの配置検討が不十分なため、シールが変形してランプ内部に浸水し、尾灯と制動灯が常灯あるいは不灯になるおそれがあるとして、2024年11月28日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2021年12月24日~2023年9月26日に製造された5,083台。
不具合の箇所は、リヤコンビネーションランプ。
ランプ配置の検討が不十分だったため、走行中に後輪が巻き上げた氷雪等がランプ裏のシール部に堆積し、塊状になることがある。そのままの状態で使用を続けると、シールが変形してランプ内部に水が浸入し、尾灯と制動灯が常灯あるいは不灯になるおそれがある。
これまでに不具合が55件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のリヤコンビネーションランプを対策品と交換し、車台番号打刻1桁目の上側に黄色ペイントを塗布する。
使用者にはダイレクトメール等で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。