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東プレ「いすゞ エルフ」1,950台をリコール…冷却水が漏れるおそれ

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東プレ「いすゞ エルフ」1,950台をリコール…冷却水が漏れるおそれ

東プレは、冷蔵冷凍車に搭載している保温(加温)装置の設計が不十分なため、冷却水が漏れるおそれがあるとして、2023年9月19日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年6月29日~2022年12月28日に製造された1,950台。

不具合の箇所は、保温(加温)装置(冷却器配管)。冷蔵冷凍車の保温(加温)装置において、設計時の確認が不十分だったため、冷凍機配管とキャビン裏面の隙間が不足している。そのため、車両の経年変化によるキャブサスペンション等のへたりにより、冷凍機配管とキャビン裏面が繰り返し干渉することで冷却水が漏れ、そのままの状態で使用を続けると、車両側の冷却水量低下の警告メッセージ表示及びブザーが吹鳴するとのこと。

これまでに不具合が3件発生しているが、事故は起こっていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両の冷凍機配管を点検し、形状を見直したブラケットに交換する。なお、冷却水が漏れている場合には、冷凍機配管も併せて交換を行う。

使用者にはダイレクトメールまたは直接訪問で通知するとともに、自社ホームページにも掲載する。 自動車特定整備事業者は使用者を把握しているため、周知の措置は取らない。改善措置済みの車両には、荷箱の製造銘鈑ステッカーに青色の識別シールを貼付する。

東プレ|改善対策情報

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