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富士通、インドでEV充電インフラの設置最適化に向けた実証実験に参画

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富士通、インドでEV充電インフラの設置最適化に向けた実証実験に参画

富士通は12月6日、インドにおける電気自動車(EV)の充電インフラの設置最適化に向けた実証実験を2023年11月1日~2024年3月31日に行うと発表した。

同社は、World Business Council for Sustainable Development(WBCSD※)のZero-Emission Vehicle Emerging Markets Initiative(ZEV-EMI)の一環で、インドにおけるインフラ投資の最適化と脱炭素化促進のためのデータシェアリングプラットフォームの構築に向けたコンソーシアムに参画。

今回の実証実験では、コンソーシアムに参画する企業が保有するフリートの走行データと、フリートの配置や運用を最適化する同社の「Fleet Management Optimization」を活用。インドのニューデリーとムンバイにおけるEV充電インフラの最適な設置エリア・数の検証分析を行い、最適なインフラ投資計画を支援する。

インドにおけるゼロエミッション車の拡充と充電インフラの整備を促進させ、インド国内でのデータシェアリングプラットフォームの確立を目指す。

実証実験のイメージ図
実証実験のイメージ図

同社は今後も、WBCSDの枠組みを活用して、空気の汚染度を指数化した大気質指数や充電による電力のデータなどのクロスインダストリーなデータシェアリングを促進し、フリートの脱炭素化や大気質指数の改善に貢献するオファリングを開発するとしている。

※WBCSD:持続可能な開発のための世界経済人会議。ビジネス活動を通じて持続可能な社会を実現することを目的とした、グローバル企業約200社のCEOが率いる団体

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