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モネ・テクノロジーズ、北海道初となる網走市での医療MaaSの実証運行に協力

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モネ・テクノロジーズ、北海道初となる網走市での医療MaaSの実証運行に協力

MONET Technologies(モネ・テクノロジーズ)は11月9日、北海道の網走市で実施する「網走市移動型医療サービス推進事業」の実証運行に協力すると発表した。

同実証運行は、医療資源の有効活用と、高齢者などの通院困難者が必要な医療サービスを受けられる社会の実現を目指して、網走市が主体となり、モネ・テクノロジーズ、網走厚生病院、網走ハイヤーが協力して実施する。

実施期間は、2023年12月1日~2024年3月31日。看護師が、医療機器などを搭載したマルチタスク車両「IKI MaaS(いきまーす)」で患者の自宅付近まで訪問し、車両内のテレビ会議システムを通して、病院内の医師がオンライン診療を行う。

患者の自宅付近に訪問した車両内でオンライン診療ができる医療MaaS(Mobility as a Service)の導入は、北海道で初めてとなる(同社調べ、11月9日時点)。

網走厚生病院に慢性疾患などの治療で通院中の患者の中で、医師から診療についての説明を受け、実証運行への参加に同意した人が対象。網走市内が対象エリアとなる。

実証運行で使用する車両
実証運行で使用する車両

同社は、さまざまな用途に利用できる「マルチタスク車両」のほか、診療の予約状況とそれに応じた最適な運行ルートを確認できる運行管理システムや、車両の稼働状況などを確認できる管理者向けのシステムを提供する。

同実証運行の結果を踏まえて、2024年度に市内の医療機関での移動型の医療サービスの導入を拡大する予定。

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