HWエレクトロ、小型EVダンプ「ELEMOダンプ」発売。新明和工業との共同開発
HWエレクトロは、次世代の多用途商用EV「ELEMOシリーズ」の車両の開発・製造と販売を行うファブレスメーカー。2021年4月に国内で初めて輸入小型EV商用車としてナンバーを取得し、2021年7月より「ELEMO（エレモ）」、11月より「ELEMO-K（エレモ-ケイ）」、2023年秋より中型バン「ELEMO-L（エレモ-エル）」の販売を開始した。
今回、自治体に向けたラインアップ拡充を目的に、特装車メーカーである新明和工業と共同開発し、ダンプトラックをラインアップに追加。
ホイスト機構には電動モーターで駆動する油圧ポンプを採用。小型EVシャシとダンプ装置をマッチングするため、コンタクタ付ヒューズボックスを採用し、電気的安全性を確保した。
シャシフレーム構造に合わせたサブフレームと締結構造を新しく設計。荷物の積載がしやすくダンプ時にテールゲートを自動開閉できる多目的仕様、体積の大きな荷物を積みやすい清掃仕様など、用途に応じて選べる2つのタイプの荷台形状を設定。車両自体の電力でダンプ装置を作動させるため、CO2排出のない作業ができる。
多目的仕様の車体サイズ（全長×全幅×全高）は3,950×1,410×1,905mmで、荷台容量は0.9平方メートル。清掃仕様は3,965×1,445×1,905mmで、荷台容量は1.7平方メートル。最大積載量はともに300kg（シャシおよび仕様により異なる）。
