いすゞ「ギガ」など2車種188台をリコール…リヤコンビランプが脱落するおそれ
日本トレクスは、いすゞ「ギガ」など2車種のリヤコンビランプ取付ブラケットに亀裂が生じて破断し、リヤコンビランプとともに脱落して交通を妨げるおそれがあるとして、2024年3月19日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2018年12月7日~2024年1月10日に製造された188台。
今回リコールの対象となるのは、2018年12月7日~2024年1月10日に製造されたいすゞ ギガ、日野自動車 日野プロフィアの2車種188台。
不具合の箇所は、リヤコンビランプ取付ブラケット。スワップボディコンテナキャリアの当該取付ブラケットにおいて、振動における検討が不十分なため、強度が不足している。その結果、走行振動などにより亀裂が生じて破断し、最悪の場合、リヤコンビランプとともに脱落して他の交通を妨げるおそれがある。
これまでに不具合が37件発生しているが、事故は起きていない。市場からの情報により発覚、リコールを届け出た。改善措置として、全車両のリヤコンビランプ取付ブラケットを対策品に交換する。リヤコンビランプも点検し、破損している場合は新品に交換する。
使用者にはダイレクトメールまたは直接訪問で通知し、日整連の機関誌・自社ホームページにも掲載する。改善実施済車には、運転席側ドア開口部のドアストライカー付近にNo.5460のステッカーを貼付する。