フォロフライ、SBSホールディングスに1トンEVトラック本格導入開始
フォロフライは12月13日、SBSホールディングス向けに1トンクラスEVトラック「F1VAN」の本格納車を開始し、パナソニックHDと丸紅の合弁会社EVolityの充電管理システムによる複数稼働での営業運行を開始したと発表した。
電気自動車(EV)導入にあたっては、車両購入のほかに充電設備、電気料金の契約変更、ガソリン代に代わる電気料金の全体コストの予測が必要となる。今後数十台規模での納車が進む際には、導入予定のEV台数に対して、最適な充電設備の数、適正な設置箇所、最適な充電タイミングや充電量を試算する専門的なフリートマネジメントの知見が必要となり、新たにEV導入を検討する事業者にとって課題となっている。
今回充電設備を提供するEVolityは、丸紅のモビリティ・EV分野での知見と営業基盤、パナソニックグループの電池関連の知見と技術を融合させた商用EVに特化したフリートマネジメントサービスを提供している。
フォロフライのEVはラストワンマイル配送には充分な300kmの航続距離を持つが、EVolityのフリートマネジメントと併用することにより、コストをおさえながらEV複数台稼働効率を最大化できる最適な配車と充電および運行計画の策定が可能になるという。