新型フォード・エクスプローラーが、ケルンEV組立工場で量産開始。2番目EVの新型スポーツクロスオーバーも間もなく発表
フォードは、20億ドルの投資により歴史的な工場を未来の工場へと変貌させた後、欧州初の電気自動車(EV)専用工場で、新型オール電化フォード・エクスプローラーの量産を開始したことを発表した。2番目のEVである新型スポーツ・クロスオーバーがまもなく発表され、ケルンでの生産は今年後半に開始される予定である。
新型オール・エレクトリックのフォード・エクスプローラー
電気自動車フォード・エクスプローラーは、フォード・ケルン電気自動車センターでラインオフする最初の車両であり、この地域で新世代の高品質電気乗用車を生産するための重要な一歩である。2番目のEVである新型スポーツクロスオーバーがまもなく発表され、ケルンでの生産は今年後半に開始される予定である。
新型オール・エレクトリック・エクスプローラーは、ドイツのエンジニアリング、アメリカの姿勢、そして走行中のゼロ・テールパイプ・エミッションを実現するバッテリー電気パワートレインを含む優れた標準仕様を兼ね備えており、1回の充電で600km以上の航続距離を実現する。
より持続可能な生産を目指すケルン電気自動車センター
フォードはケルン電気自動車センターのカーボンニュートラル実現に向けて取り組んでいる。現在生産が進行中であり、温室効果ガス(GHG)排出データは、最新の国際基準に従って独立した認証のために監視・記録される。このカーボン・ニュートラル・パスウェイの中で、フォードは継続的に炭素効率を改善し、GHG排出量が残余レベルまで削減されていく。
排出量、水使用量、エネルギー消費量を削減する取り組みに加え、工場の操業に必要なすべての電力と天然ガスは、100%認証された再生可能電力2およびバイオメタンである。フォード・モーター・カンパニーは、2035年までに施設、物流、直接のサプライヤーなど、欧州の生産拠点全体でカーボンニュートラルを達成することを目標としている。