独アウディ、新型EV「Q6 e-tron」に後輪駆動モデル「performance」追加

Q6 eトロンは、アウディの新世代EVモデル。3月に行われた「ワールドプレミア」で、システム出力285kWのパフォーマンスを提供するEV「e-tron quattro（eトロン クワトロ）」、380kWのシステム出力を備えるSUV「SQ6 e-tron（SQ6 eトロン）」の2つのバリエーションを発表した。

今回追加したパフォーマンスは、同社とポルシェで共同開発したEV向けプラットフォーム「プレミアムプラットフォームエレクトリック（PPE）」初の後輪駆動モデル。

総容量100kWh（正味容量94.9kWh）のリチウムイオンバッテリーを搭載し、コンパクトでパワフルな永久磁石同期モーター（PSM）がシステム出力240kWを発揮して、0～100km/hを6.6秒で加速する。一充電での航続距離は、同シリーズの中でトップとなる最大641km（WLTP国際基準）。最適な急速充電ステーションの利用で、10分で最大260km走行可能なエネルギーを充電できる。

納車時期は、eトロン クワトロとSQ6 eトロンが8月、パフォーマンスは第3四半期を予定している。