スズキ、名古屋大学設立の「Open SDV Initiative」に参加。ビークルAPI策定を目指す

経済産業省と国⼟交通省が5⽉に公表した「モビリティDX戦略」では、ソフトウェアの追加・更新により販売後にも機能を拡張・変更できるソフトウェア・デファインド・ビークル（SDV）について、搭載するアプリケーションが用いるビークルAPIの標準化が重要な戦略のひとつとされている。

「Open SDV Initiative」は、名古屋大学がソフトウェア・デファインド・ビークル（SDV）に関心のある企業を集め、標準化の前段となるビークルAPIの策定を目指すもの。名古屋⼤学 ⼤学院情報学研究科 附属組込みシステム研究センター クレスコSDV研究室が中心となり、参加企業とともにビークルAPIの策定を進めるほか、実⾞やシミュレータ上にテスト実装し、その有効性を評価する。

同プロジェクトは、スズキ、ティアフォー、矢崎総業、ルネサス エレクトロニクス、イーソル、ヴィッツ、パーソルクロステクノロジー、サニー技研、クレスコが参加の意向を示している。

「Open SDV Initiative」ウェブサイト