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アイサンテクノロジー、新東名高速における自動運転の路車協調実証実験に参画

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アイサンテクノロジー、新東名高速における自動運転の路車協調実証実験に参画

アイサンテクノロジーは7月12日、E1A新東名高速道路(新東名)の建設中区間をフィールドとした路車協調実証実験に参画したと発表した。

同実証実験は、中日本高速道路(NEXC中日本)が主体となり、国土交通省、国土技術政策総合研究所、NEXCO東日本、NEXCO西日本、NEXCO総研が連携し、車両とインフラ設備の路車間通信(V2I)を活用し、安全で快適に走行できる高速道路空間の実現を目指して実施しているもの。10種類のユースケースに対して全10企業と団体が参加し、計23件の実証実験を行っている。

アイサンテクノロジーは三菱電機を代表会社とした提案ユースケース2において、自動運転車両の走行およびオンデマンド運行・路車協調に関わる部分を担当。同社で保有・販売を行っている自動運転小型EVバス車両「Minibus」を提供し、レベル2での自動運転を行った。

内容は、休憩施設内オンデマンド自動運転サービスを想定したもの。商業施設やトイレから離れた場所に駐車した利用者の移動や利便性を向上し、駐車スペースの利用効率向上を目指す。停留所端末やスマートフォンによる乗車予約とオンデマンド運行と路側センサ~車両間協調による安全運行支援(三菱電機監修)とも連携し、Minibusで走行した。

実験場所は東海北陸自動車道・川島PA下り線側駐車場とハイウェイオアシス下り線側駐車場内。5月31日~6月2日の3日間に実施した。

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