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BMW、新型「M5」を発表。最高出力727PSのハイパフォーマンスPHEVセダン

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BMW、新型「M5」を発表。最高出力727PSのハイパフォーマンスPHEVセダン

ビー・エム・ダブリュー(BMW)は10月2日、「5シリーズ」のラインアップに新型「M5(エムファイブ)」を追加した。同日から販売を開始し、納車は11月中旬以降を予定している。

5シリーズは、1972年に初代モデルを発売。2023年に電気自動車(EV)と、高性能Mモデルを同時にラインアップに加え、8代目となる現行モデルを発売している。

今回発表した新型M5は、同社のハイ・パフォーマンス車両を手掛けるBMW M社が開発を手がけた。レーシング・カーの技術を採用し、サーキットでの本格的な走行もできるスペックを搭載したMハイ・パフォーマンス・モデル。

パワートレインに最高出力585PS(430kW)/5,600-6,500rpm、最大トルク750Nm/1,800-5,400rpmを発揮する4.4LのV型8気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンに、第5世代eDriveテクノロジーを採用した電池容量22.1kWh、197PS(145kW)を発揮するM専用プラグイン・ハイブリッド・システム「M HYBRIDシステム」を搭載。M5にプラグイン・ハイブリッド・システムを搭載するのは初めて。

Mモデル専用に開発された8速Mステップトロニック・トランスミッションのハウジングに電気モーターを組み込み、BMWグループ特許技術「プリ・ギアリング」により、電気モーターが発生するトルクを6気筒ツイン・ターボ・エンジン相当の450Nmまで増強。システム・トータルの最高出力727PS(535kW)、最大トルク1,000Nmを発揮する。電気のみでの走行もでき、約70kmまではゼロ・エミッションで走行する。

高性能エンジンのパワーは、Mモデル専用に開発された制御システム「ドライビング・ダイナミクス・コントロール」によって制御する「M xDrive」を介して路面に伝達。車両の安定走行をサポートするDSC(ダイナミッック・スタビリティ・コントロール)を装備し、日常の安定した走行から、サーキットでのアクティブな走行まで対応する。DSCオフに設定する後輪駆動「2WDモード」では、クルマの挙動を制限する制御システムの介入を断ち、ドライバー自らが車両を操作する感覚を楽しめる走行モードも選択できる。

フロント・デザインは、M専用エアロ・バンパーやガーニッシュ、夜間走行時にBMWブランドの象徴である造形を印象的にライトアップするBMWアイコニック・グローを備えたM専用ブラック・キドニー・グリルと、BMW 5シリーズより75mmワイドなフロント・フェンダーが特徴。

リア・デザインは、Mカーボン・リア・スポイラー、M専用リア・バンパーには専用デザインのディヒューザーが施され、Mスポーツ・エギゾースト・システム、BMW 5シリーズよりも48mmワイドなリア・フェンダーと合わせて、精悍な佇まいを表現した。

機能装備では、一定の条件下でステアリングから手を離しての走行が可能なドライバーの運転負荷を軽減する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載。最先端の運転支援システムに加え、最新世代のコネクティビティも搭載した。

価格は1,998万円。

※全ての数値は、欧州仕様値。

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