三菱自動車、「EVNION」「NOYAMA」など5つの新事業を紹介｜ジャパンモビリティショービズウィーク2024

出展概要

同社は、企業ブース内で既に動きだしているモビリティビジネスなどの新規事業5つをパネル展示や動画で紹介するほか、16日に予定しているトークセッション「未来モビリティ会議」に、同社社長 兼 最高経営責任者の加藤隆雄氏が登壇する。

ブース出展

同社が展開している、下記の5つの新規事業についてパネル展示と動画を用いて紹介する。

1. 脱炭素社会の実現に向けてヒト・モノ・コトを繋ぐサービス「EVNION PLACE（イブニオンプレイス）」

乗用車・商用車、メーカーを問わずEV関連サービスや情報を提供することで、EVシフトを支援するオンラインプラットフォーム。同社のほか、三菱商事、三菱ふそうトラック・バスの3社で共同設立した新会社「イブニオン」が運営している。

エンジン車からEVへの移行に関わる、車両から充電設備、車両メンテナンスなどの適応や疑問解決を支援する事業内容を紹介する。

2. アウトドア複合サービス「NOYAMA」

アウトドア体験を通じてサバイバル力を楽しく身に着けるためのコンテンツ・コミュニティサービス「冒険の学校」と、プラグインハイブリッドEV（PHEV）とアウトドアギア・電化製品の一括レンタルサービスを行う「e-Outdoor」の2つのサービス提供している新事業。オフラインとオンラインの両面でアウトドア体験を提供しているサービス内容を紹介する。

3. 電動車のコネクティッド技術を活用した、国内初（※1）のスマート充電サービス

スマートフォンの専用アプリから希望の充電完了時間をあらかじめ設定することで、その時間までに電力価格が安い最適なタイミングで充電を行う。同社の車種「アウトランダーPHEV」ユーザー限定の電力プランとして10月10日からサービス提供を開始した。利用者の充電コストの低減のみならず、再エネ由来の余剰電力利用によりCO2排出量の削減に貢献するサービス内容を紹介する。

4. 使用済み電池モジュールを使用した自律型街路灯

MIRAI-LABOと共同開発した、「アウトランダーPHEV」の使用済み電池を活用した自律型街路灯。日中に太陽光で発電した電力を電動車の使用済み電池に蓄電し、夜間はその電力でLED照明を点灯する。ブースでは模型を展示して紹介する。

5. 電動車の走行・充電データと地図情報を活用した「EV行動分析レポート」

ゼンリン、ゼンリンデータコムとの3社で、電動車の走行傾向等を可視化する「EV行動分析レポート」の提供を、国内初（※2）のサービスとして9月20日から開始。

同社の電動車から取得した1日の走行距離や走行エリア、充電場所、充電率および公共充電器での充電履歴などを匿名化し、ビックデータとして、ゼンリンが保有する地図情報やゼンリンデータコムの位置情報解析プラットフォームとかけ合わせることで、国内における電動車の利用傾向を可視化し有償で提供している。

将来的な電力需要やインフラコストの試算、充電器設置場所の検討等への活用に寄与し、EVの普及促進に貢献する事業内容を紹介する。

合同展示

日本自動車工業会が主催する合同展示エリアで、10月9日に発表した新型「アウトランダーPHEV」を展示。大幅改良によりEV航続距離を100km超へと伸長するなどした動力性能や快適性を実車展示とともに紹介する。

未来モビリティ会議

10月16日に行う「日本式カーボンニュートラル」をテーマとするセッションに、同社社長 兼 最高経営責任者の加藤隆雄氏が参加。ジャーナリストや経営者など、多様なバックグラウンドを持つ有識者と、モビリティ社会の実現に向けた議論を行う。

※1：車両のコネクティッド技術を活用して充電制御を行うサービスとして。2024年10月現在、同社調べ。
※2：2024年10月現在、同社調べ。

「JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024」公式サイト