ランドローバー「レンジローバー イヴォーク」など5車種71台をリコール…周囲感知モジュールの不具合
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、レンジローバー イヴォークなど5車種の視野確保装置の周囲感知モジュールに不具合があり、周囲感知カメラからの信号を処理せず、直前直左の確認ができなくなるおそれがあるとして、2024年10月29日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2023年10月28日~2024年1月5日に輸入された71台。
今回リコールの対象になるのは、2023年10月28日~2024年1月5日に輸入された以下の5車種71台。
・ジャガー F-PACE / E-PACE
・ランドローバー レンジローバー イヴォーク / DEFENDER 110 / ディスカバリー スポーツ
不具合の箇所は、視野確保装置の周囲感知モジュール。周囲感知モジュールの電子基板上の半導体において、放熱用ペーストの塗布状態が不適切なため、半導体の温度が上昇して保護モードに移行すると周囲感知カメラからの信号を処理せず、直前直左の確認ができなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両の周囲感知モジュールを良品に交換し、助手席ドアのボディ側上部、ドアヒンジボルトに銀ペイントを塗布する。