ヤンマー「YH6115」46台をリコール…エンジンが停止し、再始動できなくなるおそれ
ヤンマーアグリは、YH6115の乗員の着座を検知するセンサーのハーネスに不具合があり、最悪の場合、キースイッチヒューズが溶断してエンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがあるとして、2024年10月7日、国土交通省にリコールを届け出た。リコール台数は、2022年6月21日~2023年6月26日に製造された46台。
不具合の箇所は、乗員の着座を検知するセンサーのハーネス。設計段階の評価が不十分なため、座席近傍の配策に不備があり、可動部分に近づくものがある。乗員が座席位置を調整した場合、ハーネスが可動部分に挟まって損傷し、ショートすることで、最悪の場合、キースイッチヒューズが溶断してエンジンが停止し、再始動できなくなるおそれがある。
改善措置として、全車両のハーネスの配策を変更する。ハーネスを確認し、損傷がある場合は補修を行う。