広州汽車、全固体電池を2026年に量産化。アイオンEV「ハイパー」に搭載
中国の広州汽車集団(GAC)は4月12日、2026年に全固体電池を量産し、電気自動車(EV)に搭載すると発表した。
同社が同日に開催したイベント「GAC TECH DAY 2024」で、全固体電池の量産技術を確立したと公表。現在の最先端の液体リチウムイオン電池と比較して、体積エネルギー密度と質量エネルギー密度は50%以上増加したという。
同社傘下・広汽埃安新能源汽車(アイオン)の高価格帯ブランド「ハイパー」で全固体電池を採用する予定で、1回の充電で1,000kmを超える航続距離を実現すると見込む。