DiDi、タクシー配車アプリでライドシェアに参入。12都道府県で6月上旬から
DiDiモビリティジャパンは5月23日、タクシーが不足する地域で開始されている自家用車活用事業(日本型ライドシェア)において、12都道府県のタクシー会社と連携し、ライドシェア車両のマッチングを6月上旬から順次開始すると発表した。
同社は、 累計ダウンロード数800万を突破したタクシー配車アプリ「DiDi」を運営し、全国15都道府県でサービスを展開している(2024年5月時点)。
今回、乗客向けアプリ・ドライバー向けアプリ・管理システムを日本型ライドシェア対応として同アプリをアップデート。ライドシェアドライバーの求人支援などを通じて、提携タクシー会社のライドシェア制度導入を支援していく。
乗客とドライバーの相互評価機能によるマナーの向上・車内トラブルの抑制や、非常時のセーフティ機能(警察等への緊急通報機能)による安全性向上など、アプリの機能をアップデートし、より安心なサービスの提供を目指す。
現在タクシー会社との提携が決まっているのは、北海道、宮城、東京、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福岡、沖縄の12エリア。対象エリアは今後拡大する予定。