国交省、スズキ本社に立ち入り検査を開始。形式指定を巡る認証不正問題
自動車メーカーの形式指定を巡る認証不正問題で、国土交通省は6月6日午前、道路運送車両法に基づき、静岡県浜松市にあるスズキ本社に立ち入り検査を始めた。
日経によると、6日午前、国交省の職員が静岡県浜松市にある同社本社に入ったという。今回の問題で立ち入り検査が行われるのは、トヨタ自動車、ヤマハ発動機に続き3社目。
同社は、2014年12月~2017年12月に量産・販売された「アルト(型式 HBD-HA36V)」の制動装置試験結果に虚偽の記載をしていた。5月18日に法規認証部門の立ち合いの下、当該試験をやり直した結果、安全性に問題ないとしているが、関係者への聞き取りやデータ書類の調査などを行い、詳しい経緯や不正行為が起きた背景などを明らかにする。