BMW、「3シリーズ セダン/ツーリング」をさらにアップデート。一部改良モデル発売
ビー・エム・ダブリュー(BMW)は10月28日、「3シリーズ セダン」と「3シリーズ ツーリング」の一部改良モデルの販売を開始した。納車は11月からを予定している。
3シリーズは、2019年に第7世代が発売。2022年に一部改良を行ったスポーツセダンモデル。今回は、第7世代の一部改良モデルをさらに一部改良した。
3シリーズ ツーリングは、「3シリーズ セダン」をベースにラゲッジ・スペースに余裕を持たせたモデル。2019年に第6世代が発売し、2022年に一部改良モデルが発表され、今回は、第6モデルの一部改良モデルをさらに一部改良したものとなる。
2モデルとも、最新世代の安全機能・運転支援システムを搭載。高性能カメラ&レーダーと、高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムの採用により、高速道路での渋滞時に、ドライバーの運転負荷を軽減する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっている。
最新世代のコネクティビティも搭載し、「OK,BMW」と話しかけることで、車両の操作や目的地の設定などが可能。Apple CarPlayに対応し、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信するなど、利便性を向上した。「BMWデジタル・キー」を標準装備し、車両のキーを持たずに、対応のスマートフォンをドア・ハンドルにかざすことで、車両のロック解除・施錠や、指定の場所にロック解除に使用したスマートフォンを置き、スタート・ボタンを押すことで、エンジンを始動できる。
モデルは、高性能マシンMモデルのうち、走行性能を高めたMパフォーマンス・モデル「M340i xDrive」「M340i xDrive Touring」をラインアップする。Mパフォーマンス・モデルは、赤で塗装したMスポーツ・ブレーキ、ブラックのキドニーグリル、ライト・シャドウ・ライン、Mシート・ベルトなどを含むMスポーツ・プロを標準装備した。
プラグイン・ハイブリッド・システム搭載の新型「330e」は、harman&kardonサウンド・システム、TVチューナー、アコースティック・ガラスを含むサウンド・パッケージ、ヴァーネスカ・レザー・シートを標準装備。ゼロ・エミッションでのEV走行可能距離が85-101kmとなるなど、商品力を強化した。
価格は、セダンモデルの318i M Sportは644万円、320i M Sportは690万円、M340i xDriveは948万円、320d xDrive M Sportは732万円、330e M Sportは848万円。ツーリングモデルの318i Touring M Sportは676万円、320i Touring M Sportは742万円、M340i xDrive Touringは988万円、320d xDrive Touring M Sportは768万円。