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テラチャージ、宮崎県都城市と連携協定。公共施設と道の駅にEV充電器設置へ

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テラチャージ、宮崎県都城市と連携協定。公共施設と道の駅にEV充電器設置へ

Terra Charge(テラチャージ)は7月30日、宮崎県都城市とEV充電器設置に向けた連携協定を締結した。同社のEV充電器を公共施設や道の駅に設置し、市内のEV充電インフラの整備を進める。同社が宮崎県内の自治体と協定を締結するのは、都城市が初めて。

現在、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、EV普及とEV充電インフラの拡充が急加速しており、経済産業省ではEV充電器の設置目標を2030年までに30万口とし充電環境の整備を進めている。全国の「道の駅」でも、観光や防災など更なる地方創生に向けた取り組みとしてEV充電設備を設置するケースが増えているほか、国土交通省が広域的な防災拠点に位置づけられている「道の駅」を「防災道の駅」として選定。防災拠点としての役割を果たすため、ハード・ソフトの両面から重点的に支援を行なっている。

都城市では、2023年2月に、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロとする「都城市カーボンニュートラル推進計画」を策定。3月には「都城市ゼロカーボンシティ宣言」を行い、電気自動車等の普及促進、公共施設への充電設備の設置を推進している。

今回、両者が締結した協定の内容は、以下の通り。

1.クリーンエネルギー自動車の普及促進に関すること
2.次世代を中心とした環境問題への意識啓発に関すること
3.地域防災力の向上に関すること
4.観光及び産業の振興に関すること
5.地域の魅力向上に関すること
6.その他、持続可能な地域づくりに関すること

「道の駅 都城NiQLL」の外観
「道の駅 都城NiQLL」の外観
設置予定の6kW出力普通充電器のイメージ
設置予定の6kW出力普通充電器のイメージ

両者は同日、都城市役所で協定式を開催。同協定に基づき、都城市内の公共施設13カ所に普通充電器を26口(6kW)、「道の駅 都城NiQLL」に急速充電器を2口(50kW)を設置する。同社が「防災道の駅」にEV充電器を設置するのは、「道の駅 都城NiQLL」が初。利用開始は2024年秋頃を予定する。

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