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アルファ買うならジュリア直4廉価版一択です:アルファロメオ・トナーレ

『福野礼一郎のクルマ論評8』シナジーコンテンツ(11-07)

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アルファ買うならジュリア直4廉価版一択です:アルファロメオ・トナーレ

福野礼一郎さんの単行本『クルマ論評8』をよりお楽しみいただくために、試乗当日の写真を掲載しました。誌面で綴られている雰囲気が伝わりやすくなるでしょうか。単行本をお求めの方にもリンクを用意しておりますので、ぜひお手にとってご覧ください。

アルファロメオ・トナーレ[Alfa Romeo Tonale]
試乗日:2023年3月28日

[エディツィオーネ スペチアーレ]
個体VIN:ZARNASSAXN3009921
車両重量:1630kg(前軸980kg/後軸650kg)
試乗車装着タイヤ:ブリヂストン TURANZA T002 235/40-20

(単行本冒頭より)
 あなたがもしトナーレに一目ぼれして、スペックもしっかり検討のうえご契約なさったとしたなら、私はもちろんそのご判断を120%尊重したいと思う。
 しかしもしすでに契約済みで納車待ちか、あるいはすでに納車済みなら、今回の私のこの原稿は絶対にお読みにならないほうがいい。
 正直いうと私としても執筆放棄して敵前逃走したかった。さらに単行本にも収録したくなかった。したかったのだが「現在購入ご検討中、あるいはこれから購入をご検討なさる読者の方々も多いので、ここはあえて執筆・掲載し真摯なインプレをみなさまにお伝えすべきである」「このインプレは今年度最高の注目を集めた1本なので単行本からも絶対にはずせない」と編集長の萬澤さんに説得された。まあインプレの意味と価値というのは確かに本来そこにあるんだが——

福野礼一郎のクルマ論評8

巻数としては8ですが、判型を変えた単行本を含めるとシリーズとしては10冊目。
その間、いろいろな国のさまざまなブランドのたくさんのクルマに乗ってきました。
近年は電動化まっしぐら、モーター駆動にすべて置き換わるのか、純エンジン車は消滅するのか。
各種メディアが悲観的楽観的に取り上げていますが、クルマ論評/二番搾りの理想はまったく変わらず。
一貫した評価軸で今日も明日も新型車に乗り続けています。
今回の『クルマ論評8』では、以下の11台がテーマ車として取り上げられました。
果たしてこれらのクルマはどのような印象だったのか。ぜひお手に取ってご覧ください。

著者
福野礼一郎
自動車評論家

東京都生まれ。自動車評論家。自動車の特質を慣例や風評に頼らず、材質や構造から冷静に分析し論評。自動車に限らない機械に対する旺盛な知識欲が緻密な取材を呼び、積み重ねてきた経験と相乗し、独自の世界を築くに至っている。著書は『クルマはかくして作られる』シリーズ(二玄社、カーグラフィック)、『スポーツカー論』『人とものの讃歌』(三栄)など多数。

『福野礼一郎のクルマ論評8』

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