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東レが創り出す30種類もの高機能素材を使った「次世代モビリティコンセプトモデル」来訪者の足を止めた“快適すぎる”その車内空間とは|人と車のテクノロジー展 2024 NAGOYA

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東レが創り出す30種類もの高機能素材を使った「次世代モビリティコンセプトモデル」来訪者の足を止めた“快適すぎる”その車内空間とは|人と車のテクノロジー展 2024 NAGOYA
来訪者の注目を集めていた東レのコンセプトモデル

自動車業界は今、大きな変革の時を迎えている。未来のモビリティが求めるのは、環境に優しく、かつ快適な車内空間だ。このニーズに応えるべく、東レが提案するのは次世代モビリティコンセプトモデルである。快適性を追求した結果、なんとこのモデルには東レの素材が30種類も使われているというから驚きだ。東レの高機能素材がどのように自動車の内装を進化させていくのか。東レ 環境・モビリティ開発センター 技術マーケティング室 主席部員 宮園亨樹氏に話をうかがった。

TEXT:庭野 ほたる(Hotaru Niwano)
PHOTO:村上 弥生(Murakami Yayoi)
主催:公益社団法人自動車技術会

東レの技術が詰まった次世代モビリティコンセプトモデル

来訪者の注目を集めていた東レのコンセプトモデル
東レの素材が30種類使われている次世代モビリティコンセプトモデル

展示場で来訪者の目を引き、足を止めさせたのは、東レが提案する30種類もの素材を駆使して作られた次世代モビリティコンセプトモデルだ。このモデルは、車両に求められる快適性を追求し、実現するために設計されている。モデル内に使用された各素材は、特定の機能や目的に合わせて最適化されており、調和の取れた車内空間をユーザーに提供する​​。

快適性とサステナビリティを追求したシート素材

著者
庭野ほたる

愛知在住のライター。サービス業、営業職を経て、なぜか自動車・航空機の開発設計に携わることに。これまでに自動車の内装製品や、航空機の構造部品の設計を15年以上手がける。樹脂設計には10年以上関わっており、「ヒケ」という言葉を聞くと心拍数がちょっとだけ上がる。今はさまざまな生成AI(文章、画像、動画、音楽)にハマリ中。

人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA

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